骨粗しょう症
骨粗しょう症とは、骨の量が減ることにより骨が脆くなる病気です。
初期には痛みなどの自覚症状は生じませんが、ちょっとした弾み(つまづく、転倒する)で骨折しやすくなります。
背骨や足の骨などの骨折は寝たきりや介護になる大きな要因となるため、適切な治療や予防を意識する必要がある病気です。
予防・早期治療の観点が非常に大切です。
気になる方はお気軽にご相談ください。
骨粗しょう症になりやすい要素として、下記の項目ががあげられます。
下の表でどれほど当てはまるかチェックしてみましょう!
チェック項目 | 点数 |
---|---|
牛乳、乳製品をあまりとらない | 2点 |
小魚、豆腐をあまりとらない | 2点 |
たばこをよく吸う | 2点 |
お酒はよく飲む方だ | 1点 |
天気のいい日でも、あまり外に出ない | 2点 |
体を動かすことが少ない | 4点 |
最近、背が縮んだような気がする | 6点 |
最近、背中が丸くなり、腰が曲がってきた気がする | 6点 |
ちょっとしたことで骨折した | 10点 |
体格はどちらかと言えば細身だ | 2点 |
家族に「骨粗しょう症」と診断された人がいる | 2点 |
糖尿病や、消化管の手術を受けたことがある | 2点 |
(女性)閉経を迎えた。or(男性)70歳以上である | 4点 |
合計 |
点
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2点以下 | 骨粗しょう症の危険性は少ないですが、改善できる生活習慣があれば、改善しましょう。 |
3点以上 | 骨が弱くなる可能性があります。気をつけましょう。 |
6点~9点 | 骨が弱くなっている危険性があります。注意しましょう。 |
10点以上 | 骨が弱くなっていると考えられます。一度医師の診察を受けてみてみましょう。 |
骨粗しょう症は、主に2つの要因に分けられます。
そのため、要因にあった薬の種類を見極めてそれを服用する必要があります。
骨を強くするためには、食事の内容を見直すことも欠かせません。
特に、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKといった栄養素が効果的です。
1日のカルシウム摂取量の目安は年齢や体格などで異なりますが、700mg~800mgといわれています。
カルシウムが豊富な食材カルシウムの吸収を抑制する食材や習慣があります。
骨粗しょう症の改善・予防のためにできるだけ以下の内容は避けることが望ましいです。
骨は負荷がかかると強くなるため、歩く頻度を増やしたり、運動をする機会をつくったりすることが、より強い骨を作ることにつながります。
ただし、無理な運動はケガにつながる可能性があります。
様々な運動方法がありますので、気になる方はぜひご相談ください。
また、筋力の維持・向上に持つながるので、転倒しにくい体を作ることにもつながります。
上記以外でも少しでも気になることがありましたらお気軽にご相談ください!