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院長コラム

子どもの成長痛は整形外科へ?成城でよくある症状と対処法

Ⅰ. はじめに:夜になると泣き出すわが子の「足の痛み」

「夜中、急に子どもが足の痛みを訴えて泣き出した」「でも朝になるとケロッとして元気に走り回っている」。

成城エリアで子育てをされている親御様の中にも、このような経験をされた方は多いのではないでしょうか。いわゆる「成長痛」は、幼児期から学童期の子どもによく見られる症状ですが、親御様にとっては「本当に成長痛なのだろうか」「何か大きな病気が隠れているのでは?」と不安になるものです。

実は、子どもの足の痛みには、単なる成長痛だけでなく、スポーツ障害炎症性疾患が隠れているケースも少なくありません。

成城学園前駅から徒歩2分の【成城外科整形外科】では、地域のお子様とかかりつけ医として長く向き合ってきた経験を活かし、専門医が適切に診断。親御様の不安を解消し、お子様が健やかに成長できるようサポートしています。

Ⅱ. いわゆる「成長痛」の特徴と整形外科での見極め

医学的に厳密な定義はありませんが、一般的に「成長痛」と呼ばれるものには共通した特徴があります。

1. 成長痛の典型的なチェックリスト

  • 発生時間: 夕方から夜間、寝ている間に痛むことが多い。
  • 持続時間: 数十分から1時間程度で治まり、翌朝には元気に動ける。
  • 部位: 膝の周囲、ふくらはぎ、足首など、主に足の筋肉や関節。
  • 頻度: 毎日ではなく、数日おき、あるいは数ヶ月おきに不定期に起こる。
  • 外見的特徴: 痛む部位が赤く腫れたり、熱を持ったりすることはない。

2. 整形外科を受診すべき「注意が必要な痛み」

以下の症状が見られる場合は、成長痛ではなく、治療が必要な他の疾患(炎症、感染症、骨折、腫瘍など)の可能性があるため、早急に整形外科を受診してください。

  • 痛みが翌朝まで続いている。
  • 痛む部位が赤く腫れている、熱を持っている。
  • 足を引きずって歩いている(跛行)。
  • 関節が動かしにくい、または動かすと激しく痛む。
  • 発熱を伴っている。

Ⅲ. 成城エリアのお子様に多い、成長痛と間違われやすいスポーツ障害

成城周辺には、スポーツに熱心に取り組むお子様が多くいらっしゃいます。成長期の骨は柔らかく、過度な負担(オーバーユース)によって特有の痛みが出ることがあります。

1. オスグッド・シュラッター病(膝の痛み)

小学校高学年から中学生に多く、膝のお皿の下にある骨の出っ張りが痛む疾患です。ジャンプやダッシュを繰り返すことで、太ももの筋肉が骨を引っ張り、炎症が起こります。

2. セーバー病(踵骨骨端症・かかとの痛み)

10歳前後のお子様に多く、かかとの骨の後ろ側が痛みます。長時間走ったり、ジャンプしたりすることで、アキレス腱がかかとの骨を引っ張ることが原因です。

3. ストレスや心因性の痛み

環境の変化やプレッシャーなど、精神的なストレスが体の痛みとして表れることもあります。特に成城のような教育環境が充実した地域では、お子様が無意識に抱えるストレスが夜間の足の痛みに繋がるケースも見受けられます。

Ⅳ. 成城外科整形外科での診断とアプローチ

当院では、お子様の健やかな成長を守るため、以下のステップで診療を行います。

1. 丁寧な問診と、お子様の気持ちに寄り添った触診

「どこが痛いかな?」「いつ痛くなるかな?」と、お子様が緊張せずに話せる雰囲気づくりを大切にしています。痛みの部位を特定し、可動域や腫れの有無を細かく確認します。

2. レントゲン・エコーによる精密検査

骨の成長線の状態や、筋肉・腱の炎症がないかを画像で確認します。特にエコー検査は、放射線被曝の心配がなく、リアルタイムで組織の状態を確認できるため、お子様の検査に非常に有効です。

3. リハビリテーションと姿勢指導

スポーツ障害が原因の場合、単に休むだけでなく、「なぜそこに負担がかかっているのか」を考えます。

  • ストレッチ指導: 硬くなった筋肉をほぐし、骨への牽引力を弱めます。

動作指導: 負担の少ない走り方やジャンプの方法を、理学療法士が優しく指導します。

Ⅴ. ご家庭でできる「成長痛」への対処法

診断の結果、疾患がなく「成長痛」と判断された場合、ご家庭でのケアが一番の薬になります。

  • 優しくさする・マッサージする: 親御様が手を当てて優しくさすってあげることで、お子様は精神的に安心し、痛みの閾値が下がります。
  • 温める: お風呂でゆっくり温めたり、湯たんぽなどで患部を温めると、筋肉の緊張が解けて痛みが和らぎます。

安心させる: 「大丈夫だよ」「すぐ治るよ」という声掛けが、不安からくる痛みの増幅を防ぎます。

Ⅵ. まとめ:親子で安心してかかれるクリニックを目指して

子どもの足の痛みは、成長の証であることもあれば、早急な処置が必要な疾患のサインであることもあります。「たかが成長痛」と放置せず、一度整形外科専門医の診断を受けることで、適切な対処ができ、何より親御様の心の安心に繋がります。

成城外科整形外科は、成城学園前駅から徒歩2分の通いやすい立地で、親子二代、三代で通っていただけるアットホームなクリニックです。お子様の足の痛み、スポーツでの怪我など、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

大切なお子様の未来のために、私たちが全力でサポートします。
➡️ 【オンライン予約はこちら(初診)】
https://www.489map.com/helios/A9890726/reserve

💭 よくある質問(FAQ)

Q1. 成長痛に「薬」は使ってもいいですか?

A1. 成長痛は一時的な痛みであることが多いため、原則として強い薬を使用することはありません。しかし、どうしても痛みが強くて眠れない場合などは、お子様でも使える安全な消炎鎮痛剤(座薬やシロップなど)を処方することもあります。まずは診察で痛みの原因を特定してから判断しましょう。

Q2. 成長痛があるときは、学校の体育や部活は休ませるべきですか?

A2. 単なる成長痛であれば、朝に痛みがない場合は通常通り活動して構いません。しかし、動いている最中にも痛む、あるいは特定の動きで必ず痛むという場合は、オスグッドなどのスポーツ障害の可能性があるため、一旦活動を制限して受診することをお勧めします。

Q3. 「背が伸びる時期」だから成長痛が起きるのですか?

A3. 実は、骨が伸びる速さと成長痛の発生に直接的な医学的根拠は見つかっていません。しかし、成長期は骨よりも筋肉や腱の成長が追いつかず、相対的に筋肉が突っ張った状態になりやすい時期です。その不均衡が、日中の活動による疲労と重なって痛みとして現れると考えられています。

Q4. 整形外科には何歳から診てもらえますか?

A4. 当院では、歩き始めのお子様から受診が可能です。先天的な骨の異常や、成長過程での姿勢の悩み、不慮の怪我など、お子様の運動器に関する悩みはすべて整形外科の専門領域です。

👨‍⚕️ 監修者情報

医療法人社団 朔明会 成城外科整形外科 院長 小林 明郎(日本整形外科学会認定 整形外科専門医、日本整形外科学会認定 スポーツ医