【バナー】Line

院長コラム

【動画で解説】股関節の痛み・脚のふらつきを改善!自宅でできる「股関節」運動療法ガイド

はじめに

歩き始めの股関節の痛みや、立ち上がる際の違和感、脚の筋力低下に悩まされていませんか? 当院では、痛みの緩和だけでなく、将来的な寝たきり予防や歩行機能改善を目的とした「運動療法」を推奨しています。

股関節は、上半身(体幹)と下半身をつなぐ非常に重要な関節です。

この股関節周囲の筋力を強化し、柔軟性を高めることで、股関節痛や膝の痛みを軽減したり、バランス機能を改善できる可能性があります。

この記事では、理学療法士が指導する「股関節周囲」のトレーニングとストレッチを分かりやすく解説します。無理のない範囲で、日々のセルフケアに取り入れてみましょう。

【運動を行う際の注意点】

これらの運動は、継続することで効果が期待できます。しかし、痛みがある状態で無理に行うと逆効果になることがあります。

「痛くない範囲」で行うことが鉄則です。

運動中や運動後に痛みが出る場合は、直ちに中止し、当院の医師または理学療法士にご相談ください。

当院では、患者様一人ひとりの症状や体力に合わせたオーダーメイドのリハビリテーションを提供しております。股関節の痛みや歩行の不安でお悩みの方は、お気軽に成城外科整形外科までご来院ください。

【股関節に効く運動資料ダウンロードはこちら】

ダウンロードできる形でまとめておりますので、ご自宅やリハビリで実践してみてください

資料ダウンロード

中殿筋のトレーニング(お尻の横・歩行安定)

お尻の横にある筋肉を鍛えることで、歩行時の骨盤の揺れを抑え、ふらつきを防止します。
推奨回数: 10~15回 × 3セット

【方法】

①鍛える側の脚を上にして横向きになります。
②膝の間に枕やタオルを入れて、脚を“くの字”に曲げます。
③踵(かかと)を付けたまま上側の膝を挙げて、ゆっくりと戻します。
※膝がタオルから離れる程度でも十分です。

【効果】

股関節周囲の筋力が向上し、バランス機能の改善や股関節痛、膝関節痛の軽減が期待できます 。

【注意点】

膝を挙げるときに身体が後ろに倒れないようにしましょう。
腰を動かさずに行います。

資料ダウンロード

お尻のトレーニング(大殿筋・ヒップリフト)

お尻の大きな筋肉を鍛え、体幹と股関節の連動性を高めます。
推奨回数: 10~15回 × 3セット

【方法】

 ①仰向けになり、膝を曲げます。
 ②腰が反らないようにお腹に力を入れます。
 ③お尻を締めるように力を入れてお尻を持ち上げ、下ろします。
※腕はベッドに下ろしておいても構いません

【効果】

体幹・股関節周囲の筋力が向上し、バランス機能の改善や腰痛・股関節痛の軽減が期待できます。

【注意点】

腰を反らさないように行います。
腿の裏がつる場合がありますので、無理のない範囲で行いましょう。

資料ダウンロード

スクワット(下半身全体の強化)

日常生活動作の基本となる下半身の筋力を総合的に養います。
推奨回数: 10~15回 × 3セット

【方法】

 ①足を肩幅に開きます。
 ②腰(お尻)を落としていき、ゆっくりと戻ります。

【効果】

下半身の筋力が向上し、バランス機能の改善や、膝関節痛、股関節痛の軽減が期待できます。

【注意点】

膝が内側に入らない(閉じない)、つま先よりも前に出ないように行います。

資料ダウンロード

腿の前側の筋肉のストレッチ

硬くなりやすい太ももの前側を伸ばし、股関節の動きをスムーズにします。
推奨回数: 20~30秒 × 3セット

【方法】

 ①横向きで下側の脚を手で抱えます。
 ②上側の手で足首を掴みます。
 ③上の脚を後ろに引き“太もも”の前に伸びる感じがしたら止めます。

【効果】

腿の前の柔軟性が改善し、股関節・膝関節の痛みの軽減が期待できます。

【注意点】

下の脚をしっかりと抱え、腰が反らないようにしましょう。

資料ダウンロード

お尻のストレッチ(座位)

椅子に座ったままできる、お尻の深層筋の柔軟運動です。
推奨回数: 20~30秒 × 3セット

【方法】

 ①腰を伸ばして座り、片方の足を曲げて、反対の膝の上に乗せます。
 ②腰をまっすぐ伸ばしたまま、お尻に伸張感を感じるところまで股関節から体を前に倒します。
 ③そのまま20~30秒ほどその姿勢をキープします。

【効果】

股関節周囲の筋肉の柔軟性が向上します。

【注意点】

腰を丸めず、まっすぐにしたまま体を前に倒すのがポイントです。

資料ダウンロード

お尻のマッサージ(ボール使用)

テニスボール等を使って、凝り固まった筋肉を直接ほぐします。
推奨回数: 30秒程度

【方法】

 ①仰向けになり、膝を曲げます。
 ②お尻の下にテニスボールなどを入れます。
 ③ゆっくりとお尻に体重をかけてボールを潰し、マッサージをします。

【効果】

股関節周囲の筋肉の柔軟性が向上します。

【注意点】

痛くない範囲で行いましょう。

資料ダウンロード

ジャックナイフストレッチ(腿裏の柔軟性アップ)

太ももの裏側(ハムストリングス)を集中的に伸ばすストレッチです。体が硬い方に特におすすめです。
推奨回数: 5秒 × 3~5回

【方法】

 ①しゃがんで足首を握ります。
 ②胸と“太もも”をつけた状態で膝関節を徐々に伸ばします。
 ③できる限り膝を伸ばした位置で5秒止めます。

【効果】

股関節・膝関節の柔軟性が上がります。

【注意点】

胸と“太もも”を離さないようにしましょう。

資料ダウンロード