
はじめに
デスクワークでのパソコン操作や、スポーツ(テニス・ゴルフ・野球など)、家事による「使いすぎ」により、肘の痛みや腕のだるさに悩まされていませんか? 当院では、薬や注射による痛みの緩和だけでなく、再発予防や柔軟性改善を目的とした「運動療法」を推奨しています。
肘から手首にかけての筋肉は、指の動きや手首の動きと密接につながっています。
この筋肉の柔軟性を高めることで、肘関節にかかる負担を減らし、痛みを軽減したり、予防することができる可能性があります 。
この記事では、理学療法士が指導する肘(「手関節屈筋群」「手関節伸筋群」)のストレッチと、痛みを予防する生活動作を分かりやすく解説します。無理のない範囲で、日々のセルフケアに取り入れてみましょう。
【運動を行う際の注意点】
これらの運動は、継続することで効果が期待できます。しかし、痛みがある状態で無理に行うと逆効果になることがあります。
「痛くない範囲」で行うことが鉄則です。
運動中や運動後に痛みが出る場合は、直ちに中止し、当院の医師または理学療法士にご相談ください。
当院では、患者様一人ひとりの症状や体力に合わせたオーダーメイドのリハビリテーションを提供しております。肘の痛み(テニス肘・野球肘など)でお悩みの方は、お気軽に成城外科整形外科までご来院ください。
【肘・手首に効く運動資料ダウンロードはこちら】
ダウンロードできる形でまとめておりますので、ご自宅やリハビリで実践してみてください
肘から手首までの筋肉のストレッチ①(野球肘・内側の痛み)
手首を曲げる筋肉(手関節屈筋群)を伸ばすストレッチです。肘の内側に痛みが出る方に特におすすめです。
推奨回数: 30秒 × 3セット

【方法】
・肘を真っ直ぐに伸ばします。
・反対の手を使って、手首を「手の甲側」へ倒していきます。
・肘の内側(赤丸部分)に伸びる感じがするところで止め、30秒キープします。
【効果】
・肘周りの柔軟性が改善し、肘関節痛の軽減が期待できます。
・野球肘のリハビリに効果的です。
【注意点】
・1日の中でこまめに行いましょう。
・痛くない範囲で行い、痛みが出る場合は医師または療法士にご相談ください。
肘から手首までの筋肉のストレッチ②(テニス肘・外側の痛み)
手首を反らす筋肉(手関節伸筋群)を伸ばすストレッチです。肘の外側に痛みが出る方におすすめです。
推奨回数: 30秒 × 3セット

【方法】
・肘を真っ直ぐに伸ばします。
・反対の手を使って、手首を「手のひら側」へ倒していきます。
・肘の外側(赤丸部分)に伸びる感じがするところで止め、30秒キープします。
【効果】
・肘周りの柔軟性が改善し、肘関節痛の軽減が期待できます。
・テニス肘(上腕骨外側上顆炎)のリハビリに効果的です。
【注意点】
・1日の中でこまめに行いましょう。
・痛くない範囲で行い、痛みが出る場合は医師または療法士にご相談ください。
※生活上の注意点(テニス肘でお困りの方へ)
ストレッチだけでなく、普段の生活で「肘に負担をかけない動作」を身につけることが重要です。痛めやすい動作を避け、痛くなりにくい方法を実践しましょう。

【効果】
・肘の外側にかかる負担を減らし、痛みの悪化を防ぎます。
【注意点】
・これらの「痛くなりにくい方法」を試しても痛みがある場合は、無理に行わないようにしましょう。

